ピアノ初心者の 栄光と挫折の物語 ピアノレッスン体験日記です。日記ですが、不定期更新です。

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2008/09/29

前回からあまり日が経ってないので、あまり進んではいないのですが...
前回の終わりに、ハノンだけでも毎日弾くと上達の度合いが違うと言われたので、今までやったNo.1、4、5、6を少しですが毎日弾いてみました。(今までどのくらい練習してたんだ!という声が聞こえそうですが...)
当然、まだ効果があらわれるはずもなく。

ハノンのNo.4は前回からリズム練習を始めましたが、今回はこれでスタッカートの弾き方を教えていただきました。スタッカートは単純に短く弾くのではなく、指を跳ねるように強く、熱いものを触ってすぐ離すような感じで弾くということでした。また強く弾くときは、(特に小指は)第一関節を立てて弾くというように、ここでも前回教えていただいた指の使い方が重要になってくるわけです。スタッカートで弾くリズム練習と普通の弾き方を何度か繰り返して弾いた後、No.3に入りました。いきなり「両手で」と言われたのですが、さすがに無理でした。まずは片手づつ弾いてみて、こんな感じというのがなんとなくわかったところで、両手で弾いてみました。まぁ初回なのでといった感じでした。

「漕げよマイケル」は相変わらずで、今回もゆっくり弾く練習をしました。やっぱりこの曲、難しいです。左手の音は多いし、右手の音は長さいろいろというところが。
「ホフマンの舟歌」もゆっくり両手で。前回あんなにやったのに、いざ弾くと次の音は?でいっぱいでなかなか強弱弱を意識できませんでした。そんなところで、今週は終了。

2008/09/24

今回は前回と同じく南林間教室でした。
わかーるワーク基礎編1」は、順調に進んでいます。

最初は練習のおさらいをしました。練習してきたのは、ハノンのNo.4と「漕げよマイケル」です。この2曲がなかなか手ごわくて、「ホフマンの舟歌」まで到達できませんでした。

ハノンのNo.4は何とか両手で弾けるようになってきました。なので、リズム練習に入りました。前半の八分音符4つは普通と同じように弾いて、後半の八分音符4つはスタッカートで弾くというものです。まずは片手づつ弾いてみました。リズム練習は次回までに練習しておきましょうということで。

「漕げよマイケル」はなかなか弾けるようになりません。かなーりゆっくーり弾く練習をしました。これだと、次の音は?とか左手は何のコード?とか見るのにちょっと余裕ができるので、弾く手順が確認できてとても良いです。それでもなかなか弾けないんですけど...

「ホフマンの舟歌」は、まず片手づつ弾いてから、両手で弾いてみました。今回は、この「ホフマンの舟歌」で音の強弱や指の使い方を集中的に教えていただきました。この曲は四分の三拍子なので、左手は強弱弱になることや、強が小指で弱が中指と親指なので、意識しないと強弱がつきにくいことなど、また指の使い方は、小指のつき方や鍵盤を弾く位置など。今回はいつもに増して、いろいろ教えていただいた気がしたところで、終了。

2008/09/17

今回は南林間教室でした。
わかーるワーク基礎編1」は、音の名前の半分ぐらいはドからたどっていかなくても解ったりでちょっと成長を感じつつ、まだ簡単な問題が多いので、心安らかに問題をやっています。しかし、いつまた「なにこれ?」的な問題が出てこないかだったり、先生が「(基礎編の2と3はとばして)次は発展編にしようかなぁ」とつぶやいていたりとか、ちょっとドキドキなこともあったり、なかったり。

今回もリズムうちをやりました。今回のキーワードは「アウフタクト」。でも今はリズムでいっぱいいっぱいなので、あまり関係ない(気にできない)です。

実技は、さいしょに練習してきたところのおさらいをしました。自宅のキーボートと違い、本物のピアノはちゃんと押さないと音が出ないので、なかなか練習のようには弾けないです。以前にも、右手と左手は違う役割で弾きましょうと言われましたが、難しいです。どちらかというと主役は右手で左手は脇役のはずですが、左手の押し出しが強くて右手と並んだり、場合によっては前に出たり。ちょっと下がらせようとすると、下がりすぎてどこに行ったということに。じゃあと右手を押し出すと、出すぎてきれいでないというか、なめらかでないというか。しっかり弾きつつ、右手と左手のバランスを取るのは本当に難しいです。どちらかがとちると、もう一方も駄目になったり。それでもおさらい中は何とか弾いているのに、じゃあといって先生がいるところではさらに弾けなくなったり...うーん、弱すぎ。

「ローレライ」は和音を同時のもアルペジオのも、なんとか弾けるようになって来ました。和音の弾き方では、例えばCのコードなら、ドとミとソの音を同時に弾くのでなくて、ドミソの音を弾くということを教えていただきました。なるほど。
「漕げよマイケル」は...やっぱりどんな曲だかわからない(覚えていない)し左手も難しいしで、まだまだ片手ずつです。
「ホフマンの舟歌」という曲も始めました。この曲も知らない曲でした。その上いままでの曲より長いです。でも四分音符と二分音符がほとんどなので、何とかがんばります。

ハノンはNo.4です。とりあえず、上りだけ下りだけを片手ずつで。何となく弾けるかなぁ〜というところで両手で弾いてみましたが、やっぱり途中で躓きます。とくに下りで。次はこう、次はこう、と思っていると脳みそが追いつかなくなってきて、下りの途中でついに限界を超えるのではないかと。あんまり考えなくても手が動くように練習しようというところで、今週は終了。

2008/09/08

早速「わかーるワーク基礎編1」を始めました。今のところは、音の名前を書きましょう、音符と鍵盤を線で結びましょうといった問題なので、ちょっと前の短調がどうしたというのとは違って、心安らかに問題をやってます。

先生に答えあわせをしていただいている間に、練習してきた曲のおさらいをやりました。
「ピアノ・ソナタ」は相変わらずうまく弾けません。左手をなめらかに弾こうとすると、力が弱くて音が出なかったり、音を出そうとすると強すぎて右手の音より大きくなったり。GのコードなのにCのコードで弾いたり、その逆だったり。まぁ、そんなにすぐには弾けるようになるはずないんですが。
「ローレライ」はCとGとFの3つのコードがあるので、さらに大変です。まずはアルペジオの方ですが、こちらは練習し始めたばかりなので...「まずは両手で弾けるようになりましょう」ということでした。コードの音を同時に弾くほうもやっています。こっちはこっちでまた違った難しさがあります。同時に3つの音なので、左手が遅れがちになってしまいます。先生から「ちょっと早めに次の音の準備をしましょう」というアドバイスをいただき、こんな感じということで、実際に先生が弾いてくださいました。それを聞いて、ほほうこのくらいのタイミングか、と。
そんな状態ですが、次の曲「漕げよマイケル」の予告編が始まりました。ちなみにこの曲はアメリカ民謡ということですが、全く知りません。曲を聴いても、記憶にかすりもしませんでした。この曲、左手がすごいです。Cのコードならドの後にミとソを同時に三発、楽譜見た瞬間、え?何これ、でした。コードはCとF、初登場のG7の3つです。右手、左手、それぞれ別々にやりましたが、右手も良くわかりません...

ハノンは前回予告編のあったNo.4です。まずは片手ずつ弾いてみました。今までやったNo.1やNo.5、No.6とは違う系統でした。右手と左手が違う動きをするので、まずは片手ずつしっかりと練習してから、両手で弾くようにしましょうということでした。というところで今週は終了。

2008/09/01

次の問題集がやってきました。
ピアノ・レッスンをバックアップするわかーるワーク基礎編1」です。パラパラっと見た限りでは、ひらがなやイラストが多いので楽勝ムードが漂っていますが、やりはじめたらきっと「あなどれないやつ」と思うに違いありません。あやうく騙されるところでした。ふぅ、あぶないあぶない。

今回もリズムうちをやりました。リズムうちの楽譜には、イチでは2つも打たせるのに、ニィのニでは打たなくてィで打つとか、八分音符が続いている中にタイをつけて1つ打たないとか、なかなか厳しいのが多くて、前回も書きましたが、かなりの集中力を発揮しないといけないので大変なのです。このリズムうち、リズムを取る練習のほかにも、楽譜を読む練習にもなるそうです。リズムを取って手をたたきながら楽譜を読んでいくのは、まさに楽譜を見ながらピアノを弾くのと似ています。いろいろ練習になるもんです。

実技は「ピアノ・ソナタ」から。両手でなんとか弾けるようになりつつありますが、片手づつ弾く練習もしています。「ピアノ・ソナタ」の左手はアルペジオですが、最後はCのコードを同時に弾くようになっています。直前の音がソなので、Cのコードを弾くために指を上げると、右手の指も一緒に上がってしまいます。なかなか難しいです。
「ローレライ」も両手で弾き始めましたが、当然まだまだです。今は左手はコードの音を同時に弾いていますが、アルペジオもやることになりました。

ハノンは、まずリズム練習から。やっぱりアクセントの音とそうでない音の差がなかったり、いつのまにか逆になっていたり。その後は速く弾くのをやりました。どうしても左手に力が入ってしまい、追いつけなくなったり、間違えたりでした。ハノンは来週からNo.4に入ることになりました。右手が2のとき左手が3で...みたいな予告編がありました。というところで今週は終了。

2008/08/28

今週は南林間教室でレッスンでした。
音楽ドリルがついに終わりました。身についているかはかなりあやしいですが、とにかく終了しました。最後の問題は平行調の問題でしたが、やっぱり最後ということで、かなり手強かったです。時間かかりました。
で、次の問題集について、「ピアノを弾くのに役立つ比較的簡単な問題を繰り返し解く」のと「音楽ドリルのその先の楽典の勉強のようなもの」のどちらが良いかと聞かれました。ここは迷わず前者と即答させていただきました。楽典の勉強のようなのが嫌なわけではなく...音楽初心者、ピアノ初心者のわたくしにはハ長調とかニ長調とか言われても、「それがどうした」って感じなので...とりあえずピアノを弾くことを主にしたいので、それに役立つこと、知っておいたほうが良いことを習得する方向でお願いしたいわけです。

前回やってからちょっと間が空きましたが、リズムうちをやりました。楽譜を見ながら手をたたくあれです。今回は難しいのをやりましょうと先生が言うだけあって、四分音符に二分音符、八分音符にタイやシンコペーションなど盛りだくさんでした。常に無いぐらいの集中力を発揮して、なんとか切り抜けました。

実技は「思い出」と「かっこう」から。つっかえたり、間違えたりしますけど、まぁ何とかというところでしょうか。「かっこう」は右手も左手も全てスタッカートみたいです。左手が同じ音を弾くために指を上げると、右手も連動して上がってしまうんですよね。難しいです。
新しく「ローレライ」に入りました。全く知らない曲で、先生に弾いていただいてもわかりませんでした。「ローレライ」の左手はコードの音を同時に弾いています。まずは右手だけ、左手だけ、で弾いてみました。
先週からやっている「ピアノ・ソナタ」の左手はアルペジオで。こちらもまだ片手づつ練習しています。

ハノンはリズム練習をやったあと、先生が弾くのに合わせてだんだん速度を上げていくのをやりました。右手は小指の次に親指で弾くところがあるのですが、遅れないように小指を弾くときに親指は弾く位置に移動しておくということや、速く弾こうとすると力が入って硬くなり余計に速く弾けなくなったり、きれいな音がでなくなったりするので力を抜いて弾くといったことを教えていただきました。やっぱり指の使い方、力の入れ方は難しいです。というところで今週は終了。

2008/08/18

前回に引き続き、音楽ドリルで短音階からでした。
前回は「自然」「和声」「旋律」の3つのキーワードのお話でしたが、今回は問題を解いたり、実際にピアノを弾いたりしながら、説明をしていただきました。音楽ドリルの「イ短調の音階を書きましょう」とか、音階が書かれていて「この短音階は何調ですか」という問題は、一生懸命考えればわかるような気がしますが、それと短音階を理解したというのはやっぱり違うかなぁと思います。長音階も同じですが、ト短調とニ短調では曲の感じがどう違うとか、ハ短調なのでこういう感じで弾くとかそういうことがわかったら、わかったことになるのかなぁと思うわけです。わたくしの勝手な思い込みで、全くそういうことではないかもしれませんが。
まぁ何にせよ、とりあえず今のところは「かっこう」を弾けるようになることが、第一でしょうか。

その「かっこう」ですが、右手と左手のタイミングや、たまに左手の音が変わったりで、なかなかに手強いです。もう一曲「思い出」も練習していますが、左手の音が変わるというところは「かっこう」と同じで、こちらも手強いです。前回ちょっとやったアルペジオは「ピアノ・ソナタ」でやってます。「ピアノ・ソナタ」は、前の教本(大人のためのピアノ悠々塾 入門編)でもやりましたが、当然左手はぜんぜん違います。「ピアノ・ソナタ」ではCのコードとGのコードを使っています。アルペジオやコードを使っているなんていうと、ワンランクアップした気になってきます。(きっと気のせい...)

ハノンはリズム練習で、1つとびでアクセントが付くのをやりました。うーん、アクセントがついているのとついていないのとで、差がない気が...ということで、強く弾くときと弱く弾くときの指の使い方を教えていただきました。で、小指強化指令がでました。本当はもっと前から出ていたなぁと思いつつ、今週は終了。

2008/08/11

前回、音楽ドリルでやった長音階ですが、問題をやってもいまひとつわかりません。速度記号もそうですが、きっと、もっともっとピアノ(音楽)をやっていったら、そのうち Moderato だからこのくらいの速さ、とか、ハ長調だからこんな曲調、とかって思う日が来るのではないかと。かなり遠い遠い未来の気がしますが。

今回も長音階の説明を聞き、その後、短音階の説明に入りました。短音階も説明できません。今言えることは、キーワードは「自然」「和声」「旋律」の3つ、ということだけ。まだ始まったばかりなので、これ以上は出てきません。

実技は、シニア・ピアノ教本2の「かっこう」と「ロンドン橋」から。
この「かっこう」はなかなか難敵です。左手はほぼ同じパターンの繰り返しですが、その左手のパターンに、右手で弾くタイミングを合わせるのが難しいです。片手づつなら弾けるんですが。
「ロンドン橋」は左手のパターンが「かっこう」に比べ難しくない(と、わたくしは思います)ので、右手を合わせられて何とか弾けました。(多分、弾けていると思います)ピアノは両手、それぞれの指で違う音が出せるので、例えば左手は伴奏、右手は歌うように、違う役割で弾きましょう。ということでした。うーむ、大変。

ハノンはNo.5をやりました。次回からリズム練習のスタッカートをやることになりました。

シニア・ピアノ教本2で、アルペジオを教えていただきました。アルペジオは分散和音というそうで、これでができれば、それっぽい伴奏ができるようになって、上手くなったような気がするなぁと思ったのでした。というところで、今週は終了。

2008/08/06

今週は南林間教室でレッスンでした。
まずは音楽ドリル。前回保留にしていた速度記号がそのくらいの速さなのか、を教えていただきました。ここでびっくりというか、やっぱりというか、音楽ドリルと教室のメトロノームでは、速度記号の順番が違いました。まぁ、きっちりかっちり速さを決めて、順番決めて、というのは音楽には合わないということでしょうか。音楽は感性のものですし、なにより芸術ですから。ここは、Allegroは四分音符 = 120〜145 なのか、なるほど、というところでおしまいですね、今のところは。速度記号を書かれても、せいぜい遅め、普通、速め、なのかと思うぐらいで、その通りには弾けないですし。速度記号の次は、長音階でした。長音階とは...説明できない...曲名についているハ長調とか変ロ長調とかのことで、テトラコードとか全・全・半とかで、シャープやフラットがついたり...です。以上。

今日から新しい教本になりました。シニア・ピアノ教本2です。
まず、左手との伴奏ということで「かっこう」と「ロンドン橋」を弾いてみました。まぁ初見で弾けるわけも無く、次回までに練習ってことで。

ハノンも No.6 から No.5 になりました。No.5 は No.6 に似ています。No.順と逆順で練習しているわけですが、No.5 → No.6 よりも No.6 → No.5 の方がわかりやすい気がします。これもこれから練習ですが、No.6 も終わりでなく、速度をあげて弾きましょう、ということになっています。

「ハッピー・バースディ・トゥ・ユー」と「渚のアデリーヌ」は弾けてるかなぁ〜どうかなぁ〜というところで、なんとか○をいただき、今週は終了でした。

次回まではいつもより日数少ないから、練習大変だなぁ...

2008/07/29

最近、音楽ドリルに苦戦しております。前回やったスタッカートやスラー、テヌートたちを短い順にならべてみましょうとか、「poco a poco cresc.」はどういう意味でしょうとか。最初のころの音符や休符は算数でしたが、最近はイタリア語になってきています。速度記号なんて Largo、Andante、Moderato、Allegro とか、さらに assai、ma、quasi なんていうのも。全く覚えられません。

今回から新トレーニングのリズムうちが始まりました。楽譜を見ながら、先生のリズムにあわせて四分音符なら「たん」、八分音符なら「た」、四分休符は「うん」という感じで手をたたくのですが、八分音符が続くとそれぞれの音の長さが違っちゃたり、なかなかこれが意外に難しいです。

ハノンにはニューアイテムが登場しました。リズム練習と普通に弾くのを何度かやったあと、メトロノームが登場しました。メトロノームのテンポにあわせてハノンを弾くというのをやりました。最初は、八分音符 = 60 とか 80 でゆっくりと、だんだん速くなって 120、150、180(多分)まで。最後は弾くのに精一杯で、どのくらいの速さだったか覚えてないです。ゆっくりでも早くでも、そのテンポにあわせるのは難しいです。特にゆっくりだと、あるところは待ちきれずに早かったり、あるところは間に合わなかったりで、今まではテンポがバラバラだったことがわかりました。早くなるとついていけなくなって、とにかく早く弾こうとすると、そっちに気をとられてメトロノームのリズムが聞こえなくなります。そうなるともう、合っているのかずれてるのかわからなくて。自分では同じリズムで弾いているつもりでも、かなり違っていたということを思い知らされました。

その次は「ハッピー・バースディ・トゥ・ユー」をやりました。先週よりは、曲かな?というぐらいにはなったと思うのですが...あんまりおめでたくなさそうな「ハッピー・バースディ・トゥ・ユー」になってしまいました。誕生日のお祝いにみんなで楽しく歌う曲が、一人寂しくもう○○歳か...なんていう「ハッピー・バースディ・トゥ・ユー」に...もっと楽しく弾んだ感じで勢い良く、と木村先生にアドバイスいただきました。
「渚のアデリーヌ」もやりましたが、こちらもまだまだ。両方の曲とも付点八分音符 + 十六分音符があるのですが、「ハッピー・バースディ・トゥ・ユー」は楽しい感じを出すために十六分音符を短めに、「渚のアデリーヌ」は軽くならないでしっとりと、で十六分音符をちょっと長めに、と同じ音符でも曲の感じで弾き方が変わるんですね。むむむ...

12月のみゆき音楽アトリエの発表会のお知らせ(出演申込書)が配られているかと思います。このお知らせ、わたくしが作成したわけですが、またもやわたくし宛てのお知らせとしてやってきました。流石に出演はちょっと...
ということで、牛歩ならぬ亀歩でゆっくり着実に進んでいこうと、改めて思った次第でございます。

2008/07/21

突然ですが。
メゾ・ピアノとメゾ・フォルテって、おみくじの小吉に似ていると思いませんか?メゾ・ピアノとピアノはどっちが弱い?メゾ・フォルテとフォルテはどっちが強い?というのと、小吉と吉はどっちが良い?というのが似ているなぁと。
日本語でも、「少し強い」と「強い」、「少し弱い」と「弱い」というのは、はっきりくっきりわかりやすいという感じでもないなぁ...なんて。
そんなもやもやっとしているところ「強弱記号につける楽語」というやつらが、「poco」とか「molto」とか「meno」とか「sempre」とか「piu」とか、が出てきました。「初めて聞いたよ、君たち...」というところに、「少し」「もっと」なんて抽象的な意味だなんて、覚えられませんよ...
その次は「奏法を指示する記号」でした。ここはスラーやスタッカート、タイ、フェルマータと知り合いが割りと多くて、初めてお目にかかるのは、テヌートとメゾ・スタッカートぐらいでしょうか。意味はさておき、「テヌート」と「フェルマータ」という音はなんとなく良いなぁ、なんて。「オクターブ記号」というのも出てきました。「オクターブ記号が上(下)に記されていたら、1オクターブ高く(低く)演奏します」だそうです。わかりにくくないですか?そのまま書いたほうが良くないですか?と思いましたが、ピアノは音を出せる範囲が広く、そのまま書くと横棒がたくさん付いた音符になってしまい、何の音かわかりづらいので、こういうのがあるんだそうです。いろいろ考えてますね。前回のシャープとフラットのところもあり、今週はドリルが多めになりました。

実技はいつも通りハノンから。リズム練習、普通の、強く、やさしく、といろいろやりました。(どのくらい差があるかは不明)親指と小指の鍛錬は重要なので、まだまだハノン No.6 はやります。

「エデンの東」は練習してきました。が、やっぱり、教室で弾くとがっかりな感じになるのはなぜなんでしょう。もっと練習しろってことですね。
「渚のアデリーヌ」も練習してきましたが、こちらはもっとまだまだな感じ。左手と右手がちょっとずれたり同時だったり、そこがちょっと難しいですね。「渚のアデリーヌ」は入門編の最後の曲ですが、ちょっと戻って「ハッピー・バースディ・トゥ・ユー」をやりました。ぱっと見はたいしたことなさそうなんだけどなぁ...なんてことを言うのは100年早いよ、という感じでしょうか。というところで、今週は終了でした。

気になっているかもしれないので、一応。
おみくじの並びは、大吉 > 中吉 > 小吉 > 吉 > 末吉 > 凶 > 大凶 だそうです。

2008/07/14

わたくし、勘違いしておりました。
いつものように音楽ドリルをやっていたときのこと。シャープやフラットのついた音が左右にいくつか並び、同じ音を選びましょうといった問題でした。いくら考えても、何度見直しても、右と左で同じ音がありません。なーんか勘違いしているに違いないと思いつつ、自力での解決を断念、先生に聞きました。で、先生の「鍵盤で考えれば」の言葉を聞いた瞬間、天啓を得たというか、霧が晴れたというか、勘違いに気がつきました。そう、シャープは半音上がる、フラットは半音下がるなのに、1度ずれると思ってしまったのです。なので、ラのシャープはシ、シのフラットはラと思い込み、同じ音なのに違うと思ってしまったのでした。鍵盤を思い浮かべれば、わかったのに...
音楽ドリルは、その次の「拍子」までやりました。先頭に書いてある 3/4 とか 2/2 とか 6/8 ってそういう意味だったのか...さらに強弱まで表してるなんて...「楽語」はいままでにもでてますが、説明だけ。フォルテとかスフォルツァンドとかディミヌエンドとか。

実技はハノンから。前回に続きリズム練習をやったのですが、今説明された楽語の>(アクセント=周りの音より強く)が付いている音があるので、強−強−弱−弱 と弾いてみました。いや、弾いたつもりでした。強弱ついてる?てな感じでした。さらに、鍵盤をあまり見ないようにしましょう、というお言葉をいただきました。ハノンでは特に、次ここ次ここというように鍵盤を凝視して(ガン見っていうんですか?)弾いているのですが、楽譜を見て鍵盤を見なくても弾けるように慣れましょうということでした。パソコンで言うところのブラインドタッチというやつですね。そんなこんなで頭が飽和状態で、今日のところはハノンは終了しました。

今回からあの「渚のアデリーヌ」に入りました。この曲も有名ですよね。なんと入門編最後の曲です。ついにここまで来たか...何曲もすっ飛ばしてきたけど...この曲もD.C.やコーダやトゥ・コーダが出てきて、「エデンの東」みたいにあっちいって、こっちいってという曲です。さらに付点八分音符と十六分音符の組が出てきたり、今まで触ったことがないような高音部の鍵盤を使ったりで、指と目をたくさん動かす曲です。「渚のアデリーヌ」は今回からなので、こんな感じの曲ですというところで終了しました。

で、練習してきた「エデンの東」ですが...悲しくなっちゃうくらいボロボロ。弾くのに余裕が無いので指使いも全然で、小指がっ!手首がっ!ていう感じでした。

次回までに、ハノンも「渚のアデリーヌ」も「エデンの東」も練習しなくては。

2008/07/07

今回も最初は音楽ドリルの答えあわせから。休符の問題なので、前回や前々回の音符と同じくほとんど分数の計算で、「これは1/2で...1/4が4つで...これは連符だから1で...」とまさしく算数ドリルです。それから、コードの説明と前回「エデンの東」ででてきたシャープやフラットなどの変化記号の説明をしていただきました。シャープやフラットと聞けば、わたくしのようの一般人でも「音楽のなんか」ぐらいにはわかりますが、日本語で嬰記号とか変記号とか言われても、何それ?初めて聞いた、という感じです。英語で知ってても日本語では知らないなんて...ドの音にシャープがつくと日本音名では嬰ハ、英・米音名では C sharp となり、フラットがつくと変ハ、C flat となるということですが、ここまでくると日本語でもなんとなく聞いたことがある、クラシックの曲名に含まれている謎の言葉かと気がつくわけです。たとえば、「協奏交響曲変ホ長調 KV364(320d)」とか。なるほどあれがそうか、と言っても、ミにフラットがついているのかな?と思うぐらいですが。

実技はハノンからで、No.6を両手で最後まで。No.6は親指と小指をたくさん使うせいか、手が疲れます。特に左手の前腕(手首から肘まで)が。これは無駄に指に力が入っているってことなんでしょうけど、単純に筋力がないからってことかもとも。なので、指の使い方(鍵盤の押し方)は、左手のほうが曲がっていたりでできてないかと思っていたのですが、先生には右手は手首が曲がって下がっているけど、左手の形は良いと言われました。右手は気をつけているつもりだったんですけど、自分が思っているのと実際とは違うもんです。普通のリズムでハノンを弾いた後、ちょっと違うリズムで弾くリズム練習をやりました。
こんなの。


両手で指を動かすのに精一杯で、リズムまで気が回らない...

その後「エデンの東」をやりました。前回は先生が弾くのを聞いた後ちょっと弾いただけで、家での練習も「シューベルトの子守歌」と「ピアノ・ソナタ」をやっていたので、初めてみたいなものです。ぱっと見はそんなに難しそうではないのですが、シャープあり、フラットあり、D.S.(ダル・セーニョ)とか、Sと※を重ねたようなの(セーニョ)とか、Fine(フィーネ)とかあり、曲の最初が1拍目から始まっていないとか、何でもありありみたいな曲です。おまけに知らない曲なので、かなりつたないというか、曲?ってな感じです。

「シューベルトの子守歌」と「ピアノ・ソナタ」は、相変わらずいまいちでした。家で練習している時は、結構弾けるようになったかなぁと思うのですが、レッスンになると駄目です。キーボードと本物のピアノの違いか、本番(というほどでもないけど)に弱いからか、両方か。さらに「シューベルトの子守歌」では「歌うように弾く」という指令がでました。最初はやさしく、途中で盛り上がって、最後は静かに、と。「シューベルトの子守歌」に限らず、それを思ってピアノを弾く、と。

まったくもって、奥深く、道険し、です。ピアノ(音楽)ってやつは。

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